独サッカースタジアム近くで不発弾発見、２次大戦時の米爆弾 - Easy News

ドイツ南西部なんせいぶのマインツ市しは市内しないのサッカースタジアム近ちかくで第だい２次世界大戦時じせかいだいせんじの米国製べいこくせいの不発弾ふはつだんが見みつかり、２６日にちに信管除去しんかんじょきょなどの作業さぎょうを実施じっししたと発表はっぴょうした。

この作業さぎょうのため現場周辺げんばしゅうへんの住民約じゅうみんやく３５００人にんが退避たいひする影響えいきょうを受うけたとみられる。処理作業しょりさぎょうに要ようする時間じかんの長ながさは不明ふめい。

市しの声明せいめいによると、この爆弾ばくだんの重おもさは約やく５００キロで、建設工事けんせつこうじを進すすめていた際さいの２４日かに発見はっけんされた。現場げんばはサッカーのドイツ１部ぶリーグ（ブンデスリーガ）所属しょぞくのマインツ０５の本拠地ほんきょちスタジアムの近ちかくだった。

発見場所はっけんばしょから半径はんけい７５０メートル内ないの住民じゅうみんに避難指示ひなんしじが出だされたが、同どうスタジアム「メーバ・アレーナ」はこの範囲内はんいないからわずかに外はずれる地点ちてんに位置いちしていた。

マインツ０５が２８日にちに予定よていする対たいＦＣケルン戦せんは予定通よていどおり実施じっしされる見通みとおし。リーグの順位じゅんいで共ともに下位かいに低迷ていめいする両りょうチームにとっては、２部ぶリーグへの降格こうかくを回避かいひするための重要じゅうような試合しあいとなる。

２次大戦時じだいせんじの不発弾ふはつだんの埋没まいぼつなどはドイツでは珍めずらしくない。建設工事けんせつこうじが計画けいかくされた場合ばあい、立地場所りっちばしょの安全性あんぜんせいを確認かくにんするため民間企業みんかんきぎょうの爆弾処理ばくだんしょりチームを雇やとうこともしばしばある。